眼精疲労とは、さまざまな要因によって引き起こされます。
   その中で最も多い要因が「屈折性と調節性の眼精疲労」です。 

 屈折性の眼精疲労とは、遠視、乱視などの屈折異常や、それらに対する眼鏡が
   自分の眼に合っていない場合に引き起こされる眼精疲労です。
 調節性の眼精疲労とは、老眼の初期、眼鏡やコンタクトレンズにおける近視の過矯正
   などで近見作業により著明に引き起こされます。
 
他の要因としては、斜視や斜位によるものや、精神的ストレス、時には緑内障の
   初期症状としてもあります。
   症状が解消されない場合は軽視せずに眼科を受診する事をお勧めします。


  
医療法人社団みどり会にしき記念病院




眼科センター
  眼精疲労について
 上記に述べましたように眼精疲労の治療、予防の為には
   自分の目に合った眼鏡を装用する事で症状が解消される事
   が多いようです。
   当科では、患者様の症状や要望を詳しくお聞きし、ニーズに
   あった眼鏡を処方するため予約制で行っております。
   また、医師による診察を行うことにより、疾患の早期発見が
   可能です。
   お気軽に眼科スタッフにおたずね下さい。 
眼精疲労と眼鏡について
Q: 眼に合った眼鏡とは?
A:
細かいものがはっきり見える眼鏡が良いとは限りません。はっきり見せる為にレンズ周辺に歪みが生じ長時間かけられないことがあるからです。見たい物がみえる、自分に似合うといった事も大切ですが、一番大切なのは長時間見たいものが楽に見えるという事です。自分の眼に合った眼鏡とは、日常生活の中で便利なアイテムとして楽に装用できる眼鏡です。
Q: なぜ近見作業時に疲労しやすいの?
A:
近くの物を見る時は、遠くの物を見るという事よりも気づかないうちに眼の中の筋肉(毛様体筋)に力が入りたえず緊張しています。老眼や近視の過矯正などでは、近見時に必要以上に毛様体筋に力が入り眼精疲労を起こしやすい状態になっています。
 以下のような症状を感じたら要注意!!!
目の症状としては 「ぼやける」 「かすむ」
「目の奥が痛い」 「充血」 「目が重い」

体の症状としては 「肩こり」 「頭痛」 「めまい」
「吐き気」 「体がだるい」
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